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植物レジリエンス研究グループ
Plant resilience research group


















植物は、温度・光・水・栄養などが複雑に変動する自然環境の中で生き延びるための仕組み=「環境レジリエンス」を進化させてきました。私たちはその中でも、とくに窒素環境の変動に適応する「窒素環境レジリエンス」に注目し、植物がどのように窒素の吸収と利用を調整しているのか、その分子基盤の解明を進めています。
窒素は農業生産に不可欠な栄養素である一方、施肥された窒素の多くが作物に利用されず、大気や水系への流出によって温室効果ガスの発生や水質汚濁といった深刻な環境問題を引き起こしています。植物が本来備える窒素利用のしくみを理解し、それを活かすことは、持続可能な農業の実現に直結します。
本研究に興味を持ち、窒素を含む多様な環境変動に対する植物の適応戦略に関心のある大学院生・若手研究者の参加を歓迎します。環境レジリエンスという視点から、植物の柔軟な生存戦略をともに解き明かしていきましょう。
NEWS
2025年11月11日
共同研究者今泉 貴登・教授(ワシントン大学)、高木 紘 ・特任助教( 名古屋大学)らの論文がeLifeに掲載されました。https://www.nagoya-u.ac.jp/researchinfo/result/2025/11/post-900.html
2025年9月23日
共同研究者Fanny Bellegarde助教(名古屋大学)の論文がPlant Communicationsにアクセプトされました。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2590346225002937?via%3Dihub
2025年4月22日
名古屋大学からの引っ越しが完了しました
2025年4月1日
研究室開設
2025年4月1日
植物レジリエンス研究グループがスタートしました
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